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白砂青松再生の会のお便り2012/3転載

小川先生の白砂青松再生の会から、お便りが届きましたので、転載します。
お便りと共に,天然下種更新の扱い方、海岸林と広葉樹、瓦礫と植林などについて,
示唆に富んだ文書も送っていただきましたので、
ぜひ、ご一読下さい。
広い視野に立った、謙虚な自然観に、敬服します。

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会員の皆様
今日8時、また岩手県沖で大きな地震がありました。気象庁の地震情報を見ていると、この一年、全国いたるところで地震が続いています。おそらく、日本列島の活断層が活動期に入ったと思われますが、気の抜けない状態です。昨年の大災害で終わりではありませんので、心を引き締めてお過ごしください。
2012年3月17、18日、兵庫県新温泉町で、同町の方々や宮田和男さん、宗實久義さん、伊藤武さんほか大勢の方々のお世話になり、第6回「白砂青松再生の会」を開きました。参加者は定員をオーバーして41名になり、北海道、宮城、茨木。神奈川、愛知、石川、福井、京都、大阪、和歌山、兵庫、鳥取、島根の各県からおいでいただきました。参加者は70名を超えたと思います。
この間までの雪が残り、山陰特有の肌寒い日でしたが、14時から17時半までの集会は新温泉町町長岡本さんの挨拶に始まり、地元から「但馬浜坂のマツを大切にする会」の代表、笹谷浩二さんから活動報告、次いで各地からの報告が相次ぎ、熱気にあふれたものになりました。お世話いただいた宮田さんが恒例によって6人目の副会長に就任、交流会には地元の衆議院議員、谷公一さんが参加。
来年2013年の第7回の開催地は和歌山県の水軒の浜に決まりました。おそらく、3月上旬に行われる地元の活動に参加することになると思います。その次2014年の第8回は準備の都合によりますが、宮城県の閖上浜を予定しています。第9回は未定ですが、岩手県か、福井県、第10回は島根県が名乗りを上げていらっしゃいます。といった具合で、本会もいつの間にか大発展し、各地で行われる植樹祭や作業に参加させていただいています。今後はできるだけ各地の活動に皆さんがお互いに自主的に参加してくださるよう、お知らせしたいと思いますので、行事予定を私までご連絡ください。なお、ご参考までに添付資料の中に天然下種更新の扱い方、海岸林と広葉樹、瓦礫と植林などについて、思いついたことを書いておきましたので、ご覧ください。気候不順の折柄御身後大切にお過ごしください。  
2012年3月26日    「白砂青松再生の会」会長 小川 眞


「白砂青松再生の会のお便りno29-天然下種更新の扱い方、海岸林と広葉樹、瓦礫と植林などについて、思いついたこと」

白砂青松再生の会のお便り2012/1転載

小川先生の白砂青松再生の会から、2012年の念頭のお便りが届きましたので、転載します。
お便りとは別に、「植物と菌の共生に学ぶ」と題した、大変示唆に富んだ文書も送っていただきましたので、
ぜひ、ダウンロードしてご一読下さい。

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「白砂青松再生の会」の皆様
2012年が「あけましておめでとうございます」と心から言える年になりますように祈念し、皆さんのご健康とご多幸を祈ります。
なお、昨年暮れに京丹後市の周徳寺住職、清水澄明さんがご病気で亡くなられました。謹んで哀悼の意をささげます。清水さんは最初からの会員で、禅問答をしながらお酒をいただくという私の飲み友達でした。
もし、「あの3月がなければ」とお思いの方も多いことと存じます。地震や大津波は避けられない天災で、少なくとも一過性ですが、それでも大きな負担やつらい思いは長く残ります。それに比べて原発事故は人為的で、しかも未来に禍根を残すので、嘆きの上に大きな怒りが重なります。キノコが集めるセシウムの量やその後の動きを考えると、放射能汚染に対する恐怖が日ごとにつのり、関東東北地方の方々の心中お察し申し上げます。
陸前高田と名取で集められた松かさは京都府緑化センターに送られ、年明けから伊藤武さんを中心に苗つくりが始まります。おそらく2014年には最初のショウロつき苗をお送りすることができると思います。大勢の方から支援しようというお申し出があり、今、どのようにするか藤嶋茂さんたちに検討してもらっています。当面の資金はセイエイ・エルサンテ・ホールディングスの社員の皆さんからの募金をいただき、日本バイオ炭普及会に手伝っていただいて、送付することができました。関係者の皆さんに心から御礼申し上げます。
NPO法人「森びと」が森林の林床に炭をまいてナラの樹勢回復試験を福島県で始めました。炭の中に菌根菌の菌糸が繁殖し、そのキノコのセシウム吸収能力が高いことがわかってきましたので、この現象を利用して放射性物質の除去、または封じ込めができないかと考えています。今関係機関に話をしてもらっていますが、何とかできないかと思いますので、いいご意見をお寄せください。福島県などの水源地帯や水田の上などで実験できれば、ありがたいと思います。
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「植物と菌の共生に学ぶ」(小川眞2012/1)

小川先生新聞記事「それでも、植える」

白砂青松再生の会の小川先生が
毎日新聞の11/8のトーク&トークのコーナーで紹介された記事のご案内を
森びとプロジェクトの稲葉さんからいただきましたので、
新聞記事をアップします。
下の記事タイトルをクリックでpdfダウンロードできます。

記事のタイトルは
「それでも、植える〜東北の海辺に再び松林を」

です。

mainichiogawa


どうぞご覧下さい。

JBA日本バイオ炭普及会の総会紹介

会員にならないと参加できませんが(すぐに会員になれます)、
JBAの紹介がてら、総会の案内を転載させていただきます。
JBAについては、こちらをご覧下さい。

JBA(日本バイオ炭普及会)設立趣意書

JBAホームページ



本年9月に、
第3回JBA総会とAPBC KYOTO 2011国際会議の同時開催する運びと
なりましたので、ご連絡させていただきます。

小川会長からのご案内を、以下に掲載いたします。

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3月11日の東日本大震災で被災された方や影響を受けられた方も多いことと
拝察し、お見舞い申し上げます。「日本バイオ炭普及会」では、年初来、先に御案内
した通り、
2011年9月15日−17日第2回アジア太平洋バイオ炭大会の開催にむけて準備を
進めてまいりました。この国際学会と同時に日本バイオ炭普及会の年次総会も
開催いたします。海外では原発事故に対する心配もあって
参加者が予定を下回る恐れが出ております。この際、日本が災害にもめげず、
元気であることを訴えるためにも、多くの方々に参加していただき、活発に議論が進
展することを願い、
ここに再度御案内申し上げます。御忙しい所恐れ入りますが、6月15日までに
参加申込を御送り下さるようお願いいたします。
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昨年のJBAの総会のリポートも合わせてご覧下さい。
小川先生のまとめのスピーチも掲載されています。


白砂青松再生の会からのメッセージ

小川先生から白砂青松再生からのお見舞いも兼ねて震災のお見舞いメッセージが届きましたので、転載し紹介させていただきます。力強い内容です。


会員のみなさんへ

3月11日、三陸沖に未曾有の地震と大津波が発生し、経験したことのない大災害
になりました。身内の方や家を失われた方々の苦しみや悲しみに思いをはせる
と、やりきれない気持ちに陥ります。何もお手伝いできないことがつらく、今日
までお見舞い状を書くのも控えていましたが、何か一言、お見舞いと励ましの言
葉をお伝えいたしたく、メールをお送りいたします。被災地全域のみなさんのご
無事を願い、亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

地域の人々が大切に守ってこられた高田松原のマツは、ついこの間まで立派に保
たれていましたが、TVで見る限り、10メートルを超えるマツがすべてなぎ倒され
て見えなくなりました。実は2月18日から20日にかけて、高田松原を手入れする
作業に加わるため、陸前高田に出かけたばかりでした。その時話を聞いていただ
いた方々や一緒に働いた多くの方々、特に喜々として手伝ってくれた子供たちの
姿がまぶたから離れません。お世話になった方々の姿を求めて終日TVを見ていま
したが、見つからず、連絡も取れません。一日も早く良い知らせが来るよう、み
なさんのご無事をお祈り申し上げます。
もう一か所、宮城県名取市の閖上浜でも、地域の人々の手で熱心にマツ林の手入
れが行われており、二年ほど前からお手伝いしていました。昨年10月に訪れた時
には、落ち葉かきが進んでいるきれいな海岸林を見せてもらいましたが、どう
なったか心配です。ここは波の勢いが三陸海岸よりは緩やかだったためか、低い
マツ林は残ったように見えますが、その背後にあった家はすべて破壊され、未だ
に海水が引いていないようです。ここでも大勢の方にマツ林手入れの話を聞いて
いただき、作業に参加していただきました。美味しいおにぎりやキノコ汁をいた
だいたのが、昨日のことのように思い出されます。幸いお世話になった「ゆりり
ん会」の大橋さん御夫妻は御無事だったようですが、ご家族や家を失った方々も
多いことと思います。みなさんのご無事と一日も早い復興をお祈り申し上げます。
地震や津波に加えて、心配していた原子力発電所にも大きな事故が起こってしま
いました。福島の原発事故のために、多くの方が避難を余儀なくされています。
福島県の海岸は調査のためにしばしば訪れたことがあり、はじめのころ杉浦さん
達と一緒に炭を埋めてマツを植える実験をしたことがあります。会員の皆さんや
御家族、お知り合いの中に被災された方もおいでになることと存じます。健康に
留意され、安全にお過ごしくださるよう、お祈り申し上げます。あまり確かでは
ありませんが、炭や活性炭が放射線の防護に効くという話があります。何とかし
て不安を除く手立てを探してあげたいと思いますので、情報をお知らせください。

地震のあった翌日、3月12,13日に、これほどの大災害になるとは思わず、こん
な時だからこそと、愛知県のみなさんのお世話で「2011年度第5回白砂青松再生
の会」を美浜町の日本社会福祉大学で開催し、海岸にマツを植え、タケの炭作り
を手伝いました。その時参加していただいたみなさんの合意で、「国土と人の命
を守るために、未来に向けて決してあきらめず、勇を鼓して、また海岸にマツを
植え続けよう」という申し合わせをいたしました。
外国の友人たちからも見知らぬ人からも、お見舞いと励ましや炭を使うアイデア
などが届いています。世界が私たちの不屈の精神をたたえ、見守り、 'Never
give up Japan' という声援を送ってくださることを、永く心にとどめましょ
う。力を合わせて一日も早く立ち直り、海岸がマツ林にまもられた元の姿になる
よう努めたいと願っています。みなさんがお元気で、ご無事にお過ごしくださる
ようお祈り申し上げます。

               2011,3,20
          「白砂青松再生の会」会長 小川 眞

プロフィール

光夫

Author:光夫
酸性雨によって森林が衰退し、樹木が枯れ始めています。これを予防しようと、森を元気にするために、水源の町、宮城県七ヶ宿で、森に炭をまく活動をしています。

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