11/27まちなかエコマルシェ参加報告

仙台市内、新伝馬町公園(パタゴニア仙台ストア向かい)で3〜11月の第4土曜開催のエコフリーマーケット「まちなかエコマルシェ」に参加してきました。こういう露天の出店では、やはりなんと言っても食べ物なので、今回は炭窯で炭出しの時に、窯口の上に作った棚であらかじめサツマイモを焼き(遠赤外線ばっちり)、それを当日バーベキューコンロで熾した炭火で暖めて販売することにしました。「炭焼き芋」です。サツマイモはわが炭焼きの師匠の石太郎さん(今年で90歳)から仕入れました。
焼き芋炭出し

炭窯で焼き芋を焼くのはお客さんが炭焼きの見学に来訪された時によく行うおもてなしで、すさまじい炭の熱と、高温になった窯の構造材である石の遠赤外線とで、あっという間に焼けます。
そして実は、焼き芋はいったん冷ましてから暖め直すと甘みが増すということなので、まさしくその理に叶ったあり方なのです。「遠赤ばっちり、ホックホク!」をキャッチコピーにして、10k準備した焼き芋が見事完売しました。御蔭様です。なんといっても最大の武器はあの甘ーい香りです。その香りに、特に女性がたくさん引き寄せられた感じです。

マルシェ焼き芋
もちろん会の手拭や和ハンカチなども販売しましたよ。


マルシェ炭まき
このエコマルシェ開催の公園のイチョウなどにも、9月に炭まきしたのを忘れていて、販売しにいってそれを思い出しました。
それをカウントし忘れていたので、炭まきカウンターも更新です。
炭まきカウンター11/27

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会報「水守人通信」no16発行しました。

当会の会報「水・守.・人通信」no16が発行になりました。会員の皆さんにお送りしたり、イベント等で配布しています。
やや発行が遅れましたが、由紀編集長の力作です。

内容は大好評連載中のエッセイ「水と木と」(運営会員の一樹さん)、石けんの活動の報告コーナー「石けんプロジェクトぷくぷく…プク」(編集長)、ミニ連載「暮らしのまめ知識」(代表の奥さん)、炭をまくの活動への想いを綴った「ナラ枯れの真相は……」(編集長)、副代表による「きまぐれ茂美のひとりごと改めつぶやき」、代表のうんちくコーナー「炭をまく意味」(代表)、その他活動報告などなどです。

通信16

読みたい方はご一報下さい。
半年くらい経てば、サイトにもpdf書類にしてアップする予定です。

11/21みんなの炭焼き作業日報告

11/21、今年最後の「みんなの炭焼き作業日」を実施しました。参加者は、子どもも入れて総勢30名ほどになりました。仙台方面から駆けつけてくれたご家族、友人、隣町の友人の百姓、地元の仲間達、友人達、子ども達、地元の小学校の校長先生などなど、参加していただけるその気持ちがありがたい限りです。
11/21炭焼き作業日1

今回出す炭はまくための炭で杉の白炭でした。出炭直後に立て込む木はコナラということで、皆で木割りをしました。
子ども達にドングリ拾いもしてもらいました。コナラの植樹を計画している仙台の団体からの依頼です。

なんとか炭出し、立て込みを午前中に終了し、午後は炭まきです。今回は積雪前最後ということもあって、いつもよりは少し多めの300kの炭をまきました。炭をまかない区画、まく区画、そして唐桑の「NPO森は海の恋人」の畠山さんから送っていただいた牡蠣殻を焼いたものと、焼かないものをまいた試験木(おのおの胸高直径20センチほどの尾根に近い場所のコナラ2本ずつ)と、実証データも得られるように、区画分けをしてまきました。
11/21炭まき1
落葉して見通しがよいものの、ササが茂っていて、なかなか大変でしたが、人数がいたのであっという間に終わりました。
15k入りのポリ袋を尾根の見晴らしのいい所まで手分けして担ぎ上げ、各自持参したバケツを使って小分けにして炭をまきました。今回は株の根元にしっかりまくという方式にしてみました。まく時、小分けにするバケツは便利で大人も子どもも作業しやすく、いい方法のように思います。

11/21炭まき2


この作業日の前日には、仙台の大学の学生が7名がゼミの授業の一環で我が家を訪ね、いろいろインタビューなりを受けたので、ついでにナラ枯れのことなど説明し、おまけに炭まきもしてもらいました。この時まいた炭は24k、いずれもカシノナガキクイムシが入って、樹液を出しているコナラ3本の根元にまいていただきました。
大学生ゼミコナラ樹液
炭まきにはうちの息子も参加したというか、木登りしていましたが、なぜかこういう場合必ずと言っていいほど、彼は女性の方に寄っていくのでした!?
大学生ゼミ炭まき

というわけで、炭まきカウンターも更新です、
炭まきカウンター 11/21

「森と生きるキャンパスフォーラム2010in慶應」参加報告

11/14開催の「森と生きるキャンパスフォーラム2010in慶應」に私と副代表の茂美さんで参加してきました。

キャンパスフォーラム2010


開会式では林野庁長官が挨拶し、森林保護対策室室長さんのお話もありました。この夏の議員連盟のナラ枯れ視察に参加していた松浦大悟参議院議員さんから力強い挨拶もありました。その後DVD『森の女王』の上映がありました。
シンポジウムでは、報告者として、日本熊森協会(森山まり子さん代表)事務局の中本菜々さん(熊が暮らす森とそうでない森のゾーンニングを提案)、衆議院議員で日本の森を元気にする議員連盟の山崎誠さん(丹沢の標高1500の山に炭まきをし実証実験を計画中)、東京農工大教授の畠山史郎さん(大気汚染物質の発生源である中国で、その大気を調査。石炭にわらやおがくずなどのバイオマス材料と石灰などを混ぜて作る練炭のマメ炭の製造をサポート/これによって硫黄酸化物の排出がほとんどなくなる)、今回の主催者NPO森びとプロジェクト委員会の事務局長の清水卓さん(足尾の植林活動と広葉樹枯れの現状の報告)から、それぞれお話があり、そこにご存知小川真先生、森びとの理事長の岸井成格さん(毎日新聞主筆)、全国林野関連労組執行委員長の河田伸夫さん、進行役に森びとの副理事長の高橋佳夫さん(8月のナラ枯れ視察でお世話になりました)が混ざっての討議がありました。

そして採択された宣言文が以下のとおりです。


フォーラム宣言
本日、慶應日吉キャンパスから森の悲鳴が聞こえました。
DVD『森の女王』では全ての生物は森に生かされていることを見事に物語っていました。たった一本のイチジクの木は微生物から象にいたるまで、全ての生物のいのちを育みます。餌をもらった動物たちの恩返しでイチジクの木も100年以上生きています。まさしく森の樹は恵みの母であり、森の家族の母とも言えます。この母は、“森を忘れて自然に背いていると人間には未来はないよ、自分たちが一番賢いと思い上がっていると人間には進歩も幸せもないだろう”、と言い聞かせているようです。
地球上で起きている気候変動や異常気象を見るとそれは森の悲鳴であり、私たち人間社会への警鐘でもあります。遺伝資源の奪い合いが露呈したCOP10、京都議定書の約束事を守ろうとしない国々、その上、熱帯雨林などの伐採が続く中で何千万人の「環境難民」が生み出されていることへの警告です。
日本の森も毎年元気をなくしているようです。森の家族のクマ、イノシシ、シカ達が越冬するのに死にものぐるいになっています。また、局地的集中豪雨を森の力で防ぐこともままならないようです。人工林の放置、松枯れに続くナラ枯れの拡大とその被害は広がる一方です。これ以上黙っていては永遠に恵みの母たる森を救うことはできません。
私たちは全ての人類は森の家族であることを呼びかけ、生態系豊かな日本の森をもっと元気にさせていくために政府の決断を求めていきます。
政府は、日本の科学者の総力を結集してナラ枯れの原因(虫以外の)解明とその対策を早急に行ってください。そして、放置されている人工林の伐採と日本の伝統構法建築の継承による木材の活用促進、伐採した跡地でのふるさとの木による森づくりを早急に着手してください。そのことが地域・山村の活性化、雇用の場の拡大につながるようにしてください。
私たちは誓います。
恵みの母たる森づくりを政府に求めていく以上、私たちも日本の森を元気にする森づくりを今までよりも拡げます。森づくりで出会った森を愛する皆さんとのつながりを大切にし、「山と心に木を植えて」森の家族の絆を強めていきます。文明の終焉を迎えないために、地球が森の家族でいられるように!
以上、宣言します。
                        2010年11月14日
         第3回「森と生きるキャンパスフォーラム2010 in慶應」


小川先生からは「クールフォレスト」というアイデアを聞きました。炭を森林等にまいたり埋めたりして、炭素を貯留できた分を、クレジット化して(co2のカーボンクレジットのように)、企業などにそのクレジットを購入してもらおうというものです。田畑に炭を入れた場合は、京都の亀岡等で「クールベジタブル」ということで取り組みが進んでいます。小川先生が会長のJBA(日本バイオチャー普及会)で、炭素貯留規格(カーボンクレジット証明書発行規定)なども検討中のようです。
わたしたち水守人の会で、炭まきする時の炭の調達には、自分たちで焼く分と、あとは購入するわけですが、その資金はグッズの売上と助成金に頼っているのが現状です。助成金以外の方法として、私たちなりにも展開を考えたいものだと思いました。

当日会場で、小川先生から、この10月に名取のゆりりん愛護会(閖上の松林の保全活動)を来訪された折、取材で同行されていた日本経済新聞社の清水さんが書いた記事を送って下さる旨のお話をいただき、さっそく送っていただきました。下記アドレスでダウンロードできますので、ぜひご覧下さい。

日経の小川先生の記事  
http://mizumoribito.web.fc2.com/info/nikkei_ogawapdf.pdf


また、当日参加されていた、やはりご存知大森禎子先生から、会場でさっそくに親子松の年輪調査の結果の書類をいただきましたので、その一部もアップします。
53年前から、はっきりと衰退が始まっていたことがわかります。年輪幅の平均値が極端に少なくなっているのがわかります。この数値が前の部分の数値の1/2以下になったら、衰退していた時期として考えられるとのことでした。

年輪調査

たくさんのありがたいご縁と勇気をいただいたフォーラムでした。

パタゴニア環境助成プログラムで助成決定!!11/11結果発表会

アウトドアメーカーpatagoniaの環境保護活動助成プログラム「ボイスユアチョイス」で、当水守人の会への20万の助成が決定になりました。patagonia仙台ストアで助成したい環境保護活動をしている団体を地域から2つ推挙し、ほぼ1ヶ月の間で、来店されたお客さんに応援したい方に投票していただくというものです。得票の多かった方が20万、もう一方が15万の助成金をいただけるという仕組みです。
11/11がその結果発表と目録の贈呈式ということで、夜な夜な仙台ストアに出かけてきました。
今回の2団体は、当会と、あの超有名な「npo森は海の恋人」(唐桑町の畠山さん)だったので、おそらくうちは2位だなと思っていたら、なんとわずかな差で水守人の会が上回ったということでした。びっくりしました。マイナーということでお情け票が入ったのかもしれません。順位はともかく、畠山さんとご縁ができたということが、なによりの収穫で、牡蠣殻(主成分は石灰でアルカリなので酸性土壌の中和に使えそう)を送っていただいて、それを焼いて粉にし、それを森にまいて実験をする試みが動き始めています。
ちなみに、仙台ストアでは来客入り込み数の15%の方が投票したことになるとか。ほぼ同時開催の大阪や東京のストアではその数字は3%にすぎないということで、仙台圏の方々は環境意識が高いようだと、patagonia本部からいらっしゃっていた課長さんがおっしゃっていました。
VYC_p
いただいた分、しっかり炭をまくぞー!!。おー!!

畠山さんのプレゼンで、ハッとさせられたことがありました。「環境教育、環境のことは知識を与える、教えるだけではなくて、感じてもらう、感じることが大事なんだ」ということでした。会の活動を理解していただく時に、どうしても知識や事実を言葉や画像を使って伝えるという形に頼ってしまいがちです。正義が強くなればなるほど、肝心なところは相手には伝わりにくくなります。自分たちが感じる、感じている姿をみていただく、一緒に感じる、あえて多くを語らないで感じてもらう…、ひとつ重要なポイントをいただきました。



プロフィール

光夫

Author:光夫
酸性雨によって森林が衰退し、樹木が枯れ始めています。これを予防しようと、森を元気にするために、水源の町、宮城県七ヶ宿で、森に炭をまく活動をしています。

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